​凸凹ハウス -森に開かれた細長い家-

森とともに暮らすということは、住人自らが、森の環境を受け入れ、森とよりよい関係を築いていくことだと考えます。
そこで、日々の生活のなかで森の豊かさを感じ、自然の恩恵に気付くことができるタイニーハウスのあり方について考えました。
20 ㎡程度の小さな建物を最大限森に開くため、奥行きが1 間(1820mm) の部屋を、横並びに繋げた細長いプランとし、それぞれの部屋に、大きさや位置が異なる様々な窓を設けます。光が地面まで届きにくい森の中でも、奥行きを最小限にすることで、窓から差し込む光が室内全体に行き届き、どこに居ても明るく、近くに外部を感じることができます。窓の外には、足下の草花、森の木々、山のシルエット、空の色など、様々な距離感で小菅村の自然が広がり、日々の暮らしを彩ります。
また、窓を通し、森の生態系を学び、環境の変化を読み取ります。
周囲に広がる豊かな自然を最大限受け入れ、自然との共生を住人自らが学び取るきっかけを与えてくれる、ちいさな家の提案です。

コンペ:​タイニーハウス小菅デザインコンテスト 

受賞 :最優秀賞

担当 :根岸陽 

​時期 :2018.03~2018.04