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T町のアパート改修計画

市街地からほど近い、住宅密集地に建つ鉄骨造2階建てワンルームアパートの改修計画。

建物の周囲は小さな商店や住宅が密集して建ち、新旧の建物が混在した街並みが広がっている。1階は駐車場として利用されるピロティとなっており、鉄骨造の柱で持ち上げられた2階に、片廊下でつながれた2つの住戸を有している。

まるで建物の密集地に隠された秘密基地のような、小さなワンルームである。

CAMP223(キャンプツツミ)と名付けれた建物は、人口減少を続ける地方都市で増加する空地(空き部屋)にできた、まさにベースキャンプのような小さな生活拠点である。

安価に購入ができ、入居者によって手が加えやすい合板や有効ボード仕上げの内装とし、設計者自らがDIY工事を行う。

現代の大量生産社会における生活の在り方として、入居者の積極的な自律的生活への期待を込めている。

建物概要

用途 :​集合住宅

計画 :改修 内装デザイン

場所 :群馬県桐生市

​時期 :2020.06 ~2020.07

担当 :根岸陽 

企画 :有限会社エフ 

​協力 :株式会社アンカー

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